生まれた我が子の成長が気になる方も多いのではないでしょうか。
厚生労働省においては、約10年単位で全国の乳幼児を対象としたデータを集計しており、0歳の平均身長と体重の公表を行っています。
生まれてから1歳になるまでの赤ちゃんは、たった1年で体重は平均して3倍と人が成長する過程で最も成長が早く大きくなるときです。
厚生労働省が平成22年に調査を行った際、平成12年度の調査時に比べて体重が減少してしまっているということがわかりました。
そこにはいろいろな背景がありますが、いつの時代も親が子の成長を心配するというのは変わりありません。
0歳児の基礎知識について
しゃべることもできない0歳児、もちろん成長の度合いというのは個々に異なり個性があるので早い子もいれば、成長がゆっくりな子もいます。
様々な数値などで子供の成長の指針になるものは多くありますが、あくまでも参考にする程度のものであって、我が子が当てはまらないからといって必要以上に心配することはありません。
成長の指針は我が子がこれからどのくらい大きくなっていくのか楽しみにできる数値としてとらえることをおススメします。
新生児とは?いつからいつまで?特徴も教えて!
生まれたばかりの赤ちゃんは「新生児」といいますよね。
新生児というのは、お母さんのおなかの中からでてきてから28日未満を指しています。ちなみに、生まれてから7日未満の赤ちゃんは早期新生児といいますが、総称して新生児と呼ぶのが一般的かもしれません。
ミルクや母乳を飲む以外寝ている時間が多いのが新生児の特徴で、昼と夜の区別がまだついていないので、一日の中で2~3時間おきに目覚めて、母乳やミルクを飲んでまた眠るというサイクルが続きます。
生後1ヶ月くらいになると、少しずつですが昼と夜がわかるようになってきて、寝ている時間ができるようになってきます。
4ヶ月もすると規則的な睡眠時間を確保し、起きている時間が長くなってくるので、赤ちゃんのサイクルに合わせて出かけることができるようになってきます。
夜にまとまって眠ってくれなかった赤ちゃんも、4ヶ月を過ぎるころには夜眠っていてくれる時間が生まれたころよりも長くなるので、両親の睡眠時間も徐々に長い時間を確保することができるようになってくるでしょう。
一日におむつ替えは約20回ほど、排便が5回以上になる日も少なくありません。
乳児とは?いつからいつまで?特徴も教えて!
新生児と乳児の違いを具体的に知っていますか?
乳児というのは、新生児期を含みはしますが1歳未満の赤ちゃんのことを指します。つまり、生まれたばかりの赤ちゃんのことは新生児と呼ぶこともあれば乳児と呼ぶこともあるということ。
定義があるわけではないので、いずれか一方に決めなくてはいけないということではありませんから、あまり神経質になることはないでしょう。
乳児期の赤ちゃんの発達は著しく、聴覚、嗅覚、視覚など様々な点で大きく成長をしていきます。
睡眠の時間が徐々に長くなって昼間起きている時間が長くなってくる、生後3ヶ月くらいには生活の中の音を認識し始めると言われています。
ただ、嗅覚についてはすでに新生児の間に成人と同じレベルになっていると考えれています。
味覚についても新生児や乳幼児期は鈍っているかといえばそうではなく、母乳やミルクの味の違いをしっかりと区別することができると言われています。
視力は0.01~0.02ほどしかないのが、乳児期に移行するにつれて徐々に見えるようになってきて、焦点を合わせることができるようにもなってくるのが乳児期の赤ちゃんの特徴といえます。
幼児とは?いつからいつまで?特徴も教えて!
幼児というのは、満1歳を過ぎ小学校に入学するくらいまでの子供を指します。
すでに歩けている子供も増え、一言二言言葉が出てくる時期でもあるのが1歳くらいの幼児です。
成長は乳児に比べてゆっくりにはなってきますが、幼児期というのは言葉と心の成長が著しい時期となります。
大人と会話する、また他者のとかかわり方、コミュニケーションの取り方などを幼児期に学んでいくことになります。
指の動きも細かくできるようになってきて、ブロックやつみきを上手に積み上げたり、走ったり体を動かすことが好きになってくるのが幼児の特徴です。
自分で食事をするのが上手になってくるのもこの時期で、スプーンやフォークを器用に、こぼさず口に運ぶことができるようにもなってきます。
一人で遊ぶことが出来る時間が増えたり、テレビを見ながら同じ動作を真似たりするのがとても上手になり、親が見守っていることがわかれば少し離れた場所でも一人で活動することができるようになってくるのも幼児期の子供の特徴だと言えるでしょう。
幼児期は卒乳の準備に取り掛かったり、おむつを外すトレーニングを始めたりと、親にとっても子供にとってもかなり忙しい時期となります。
【補足】乳幼児って何?いつからいつまで?
乳幼児とはあまり言うことはないかもしれませんが、聞いたり見たりすることはあります。
乳幼児というのは、読んで字のごとく乳児と幼児を指し、総称では小学校入学前の子供ということになります。
つまり、生まれたばかりの0歳児も、5歳児も総称すれば同じ乳幼児になるということになるわけです。
「あの乳児」「乳幼児だから」ということはほぼありませんし、赤ちゃんといったり子供といったりすることが多いと思いますので、いつからいつまでが乳児でいつからいつまでが幼児なのかを細かく知っている必要はあまりないかもしれません。
育児本などに乳児や乳幼児、幼児などと書かれていることがありますので、そういう意味ではいつくらいが乳児でいつくらいが幼児なのかということは知っておいてもいいとは思いますが、日常生活で使うことはほとんどありませんから、「そう呼ぶ時期もあるんだ」程度の認識でいいでしょう。
子供の成長を見る上で欠かせない「身体発育曲線」とは?
身体発育曲線というのは、その名の通り、乳幼児が月齢でどのくらい成長していくのかを表したものです。
この曲線は厚生労働省が10年後とに身体発育価を調査してグラフの作成を行っています。このグラフは主に母子手帳などに男女別に記載されていますが、初産の方は見方がわからなかったり曲線に値がはまっていないと不安になってしまうこともあります。
身体発育曲線の見方、そして、どのように活用していけばいいのか、を解説していきたいと思います。
身体発育曲線の見方とは?あくまで目安です!
身体発育曲線の見方は、横軸が年齢を指し、縦軸が身長・体重などのデータとなっています。
子供の成長も個性があるので必ずしも曲線通りに育つわけではありません。発育の目安としては信頼できるものではありますが、仮に帯から外れてしまっていたとしても、発育曲線と同じようにカーブに沿って身長や体重が徐々に増えているのであれば、心配いりません。
この子なりの成長の度合いであってしっかり発育している証拠なので、曲線から外れてしまっているからといって発育が遅れているわけではないのです。
発育曲線は、あくまでも目安なので、こだわりすぎることはありませんが、グラフをつけることによって、なにか病気があったときに早く見つけることができるかもしれないので、つけ続けることは大切です。
あくまでも成長の目安でありこだわり過ぎる必要はないのですが、ただ、万が一何か我が子にあったときに発育曲線を参考にしていれば、早く見つけてあげることができるのです。
なかでもホルモン系が不足していることで起こる発育の問題は曲線から大きく外れてしまうことで発見しやすいと言われているのです。
体重が増えていかないということは考えにくいのが乳幼児期ではあるものの、減ってしまっていくような場合は病気が潜んでいる可能性もありますので、子供の異変を早く見つけるために、身体発育曲線は活用されています。
成長曲線を見る際に知るべき「SD曲線」とは?パーセンタイル曲線とどう違う?
平成28年の4月から、学校において身長や体重の評価をするために成長曲線が使われ始めました。
2000年度の乳幼児身体発育調査などにおいて作られていたパーセンタイル表示を使った曲線となっています。
教育現場で使用される成長曲線は、2000年度乳幼児身体発育調査・学校保健統計調査のデータ(2000年度データ)から作成されたパーセンタイル表示による曲線です。
パーセンタイル曲線というのはマイナスをする値がなかったために教育の場においては利用しやすかったのですが、医療現場においては平均からどの程度離れてしまっているのかを判断しにくかったため、平成28年度から新しくSD曲線が利用されるようになりました。
男女別に2歳まで、また6歳まで、18歳までと成長曲線(SD曲線)は用意されていて、万が一何かあった際の診療に役立てることができるよう、マイナスの曲線も破線という形で記載されています。
現在もSD表示による曲線(旧SD曲線)を使用!新SD曲線(医療現場用)も2000年度がベース
現在の教育現場においても、新SD曲線は、パーセンタイル曲線と同じように2000年度のデータを軸にして作られています。
2000年度のデータをLMS法を用いて正規分布に近くなるように変換し、平均値及びSD値を出しています。
マイナスの値が記入されたことによって、小児の慢性特性疾病となっている成長ホルモンの病気や疾患の治療を開始しなくてはいけない身長基準表というものがあり、これに合わせる形で作られています。
成長ホルモンの異常がないかどうか大まかな判断ができるようになっていますが、基準を満たしているかどうかは身長の基準表にて判断することになります。
日本小児分泌学会においても、新しいSD曲線を使用することを推奨していますが、身長のみであれば新しくなるまえのSD曲線でも大きな差はないとされていますので、しばらくの間は旧SD曲線が使われる場面もあるかもしれません。
親が心配すべき「低身長」は成長曲線の-2SD以下の場合
子供の中には成長が緩やかな子もいますので、あくまでも成長曲線は参考ということになるわけですが、低身長とされるのは-2SD以下とされています。
-2.0SDから +2.0SDの間に約95%のこどもが含まれ、-2.0SD以下の低身長のこどもは100人のうち2~3人くらいの割合になります。
引用元:日本小児内分泌学会「低身長」
ちなみにSDというのは標準偏差とされていて、統計学の世界ではよく使われています。成長曲線の場合、子供の身長が性別が一緒、年齢も一緒の子供の中で平均値からどのくらい離れているのか、どの程度の位置にいるのかを幅で確認することができるものです。
また、1年間で身長の増え方が同性の子供に比べて平均の8割以下になってしまうことが2年以上続いたりすると-2SD以下でなくとも低身長とされることがあります。
小学校の低学年においては、平均の身長に比べて4センチの差がある時期が2年以上続くと低身長の疑いがあるとされます。
曲線については教育の現場において利用されていますが、インターネットでも自身で調べることができるため、身長の伸び率について知りたい場合は利用してみるといいかもしれません。
【男女別】0歳(月齢1~12ヶ月)の平均身長と体重を解説!
0歳というのは成長の度合いが一番著しい時期。
身長も体重も最も成長しますし、健診などもこの時期は数ヶ月に一度のペースで行われますので、周りの子に比べて自分の子がどのくらい成長をしているのか気になってしまうかもしれません。
0歳児、月齢でいうと1ヶ月~12ヶ月となりますが、この時期の平均身長及び平均体重について細かく解説していきましょう。
0歳(月齢0ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生まれてから28日以内を新生児といいますが、命が危険にさらされることがある生後1週間を早期新生児といいます。
発育曲線を基本にすると、0ヶ月の体重の増加の目安は1日に20~30グラムほど増えていくとされています。
一ヶ月後の検診では、生まれてから700~1000gほど体重が増えていることになり、その間であればミルクや母乳をしっかりと飲んでいるということになり成長は十分にしていると言えます。
男の子の場合、身長は44センチから58センチほど、体重は2.1キロから5.1キロほどとされています。
女の子の場合、身長は44センチから56センチほど、体重は2.1キロから4.8キロほどが目安とされています。
この時期は特に動くこともなければミルクや母乳を飲むとき以外に寝ていることがほとんどですので、事故は少ないものの、便が排出されない腹部膨満だったり嘔吐などの症状が出たり腸の異常であるヒルシュスプリング病が起こる可能性があります。
生後一週間を過ぎても体重が増えないようであれば母乳やミルクが上手に飲めていない可能性があるため、お産した病院に相談してみましょう。
0歳(月齢0ヶ月)の男女別平均身長と体重
0歳児の男の子の平均身長は44センチ~56.6センチ、体重は2,100g~3,760gとされています。
女の子の場合、身長は44センチ~52センチ、体重は2,130g~3,670gとなっています。
生後0ヶ月の赤ちゃんというのは母乳やミルクを飲む量に比べて汗をかく量が多いため体重は生まれたときよりも減りますが、その後は一日に35~45グラム程度ずつ増えていくとされています。
この0ヶ月の乳児については、なかなか体重が増えないこともありますが、基本的には身長も体重も生まれたときよりも増えていれば大丈夫ですが、それでも心配なようであれば1ヶ月健診の際に相談してみましょう。
0歳(月齢1ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
月齢1ヶ月くらいになると、生まれたときから体重が600gから1200gほど増えます。
睡眠時間は一日の大半を占め、14時間~17時間、一回あたり2から4時間くらい寝ることが多い時期でもあります。
生まれて1ヶ月すぎてはいますが、睡眠のリズムはまだできておらず昼と夜の区別もまだついていないと言われています。
授乳もまだ回数が多く8回程度、起きたらあげるというサイクルを繰り返します。また生まれてから初めての検診である1ヶ月健診をお産した医療機関で行い、身長や体重などを計測し、母体の検診も一緒に行います。
また、2ヶ月くらいから予防接種を受ける時期になってくるため、その計画を立てたりするようになるのも一ヶ月目くらいからではないでしょうか。
自分で動き回ったりすることはできないので、事故が起こるということは考えにくい部分ではありますが、視力が徐々に発達してくるので色のはっきりとしたものを目で追うようになります。
表情も少しずつですが出てくるようになり、「うー」などの声をちょっとずつ出すよういなったりと、反応できるところが出てくるのであやしたりする時間も増えてきます。
0歳(月齢1ヶ月)の男女別平均身長と体重
月齢1ヶ月くらいの赤ちゃんは、男の子の場合、身長は50.9センチ~59.6センチ、体重は3.5キロ~6キロ程度が範囲内となります。
女の子の場合、身長は50センチ~58.4センチ、体重は3.3キロ~5.5キロ程度が範囲内となっています。
男の子は、平均値が53.5センチ、標準偏差は2.2、低身長とされる値である-2SDとされるのが49センチ以下となっています。
女の子は、平均が52.6センチ、標準歳が2.1、低身長とされる-2SDは48.4センチ以下となっています。
もちろんゆっくりのペースでも成長していればまだ大きな心配が要らない時期でもありますので、しばらく見守っていきましょう。
0歳(月齢2ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生まれてから2ヶ月くらいたってくると徐々に起きている時間が長くなってきます。笑いかけたり顔を触ったりすると笑顔を見せる回数も増えてきて、表情が豊かになってくる時期です。
昼と夜の区別が少しずつついてくる時期になってきているので、天気が良ければ外へお散歩にでかけたりして、生活のリズムを整えていってあげるといいですね。
生後2か月くらいになると、身長は53.3センチ~63.2センチ、体重は4,190g~7,180gととても大きくなります。男女差や個人差が少しずつ出てくる時期かもしれません。
だからといってあまり気にせず、発育曲線の枠内であるというのが目安になり、仮に枠内でなかったとしても発育曲線と同じような形で身長や体重が増えているということの方が大切です。
細かった手足もムチムチしてきて「赤ちゃん」という印象がだんだんと出てくるかわいい時期。追視ができるようになるので、おもちゃなどに興味を示すときも多くなってきます。
首が座りだすのでだっこするのも楽になってくる時期です。まだ、おもちゃを持つということができないので誤飲などをすることはありませんが、風邪や便秘などを起こすことも出てくる時期になるので注意して体調をみていきましょう。
0歳(月齢2ヶ月)の男女別平均身長と体重
月齢2ヶ月の男の子は、身長の平均値が57.9センチ、標準値が2.2となっています。SD値では、-2SDとされちるのが53.4センチ、-2.5SDが52.3センチとなっています。
女の子の場合、身長の平均値は56.7センチ、標準値が2.2、-2SDが52.4センチ、-2.5SDが51.3センチとなっています。
あくまでも値であって、身長や体重の増え方は個人差があるので必ずしもこの値通りに成長していないといけないわけではありません。
ただ、万が一何かあった際は早い段階で治療なり対策を講じることができますので、気になるようであればかかりつけ医や専門医に相談をしましょう。
0歳(月齢3ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生後3ヶ月くらいになると、生まれたときの体重のほぼ2倍くらいにまで大きくなり、首が座る子も多くなってきます。
首が座るとタテ抱っこができるようになるのでおんぶをしたり抱っこ紐を使っての外出がしやすくなります。
少しずつまとめて寝てくれるようになるので、睡眠不足が続いていたママさんもちょっとずつですがまとめて眠れるようになってくる時期ではないでしょうか。
生後三ヶ月くらいの赤ちゃんは、身長56センチから66.1センチ程度、体重は4.840g~8,070g程度となります。
頬や腕、足に脂肪がついてくるので体型がふっくらしてきてぽっちゃりした感じがまたかわいくなってくる時期でもあるでしょう。
少しずつ体重の増え方は緩やかになってきて、あやすと声をあげて笑うようになったり、空腹や満腹感がわかるようになってくるので、ミルクや母乳の飲み方や量が変わってきます。
日中に起きている時間も多くなり、両手を体の前で合わせたりすることができるようになったりと動きの面で成長を感じることも増えてくるでしょう。
便秘や下痢を起こしやすくなる時期でもありますので、うんちの状態を良く見ていつもと違うなと感じたときはかかりつけ医や医療機関で相談をしてください。
0歳(月齢3ヶ月)の男女別平均身長と体重
月齢3ヶ月の男の子は、身長の平均値が61.4センチ、標準値差が2.2、低身長とされる-2SDは56.9センチ、-2.5SDは55.7センチとなっています。
女の子の場合は、身長の平均値が60センチ、標準値さが2.2、-2SDは55.6センチ、-2.5SDは54.5センチとなっています。
生後3ヶ月になると、自治体によって異なりますが3,4ヶ月健診が行われるところもありますので、心配なようであれば相談をしてみるといいでしょう。
3,4ヶ月健診がない自治体にお住まいの方は、お産した医療機関で身長や体重について不安がある場合はご相談ください。
【補足】この時期は母子保健法(第十三条)に定められた「定期健診」がある
自治体によって若干異なるところはあるかもしれませんが、生まれてから3,4ヶ月になると「3,4ヶ月健診」を行うところが多いのではないでしょうか。
母子保健法で定められている期間があるのでない自治体はありません。ただ、子供の体調の良し悪しで来月に繰り越すということはできますので、必ず当てはまっている日程に合わせないといけないということはないので心配する必要はありません。
子の検診では、身長と体重のほかにも、頭囲、胸囲を図ります。心音や呼吸音をチェックしたり、視覚や聴覚の異常がないかどうかも調べていきます。
首が座りだす時期なので、斜頸がないかどうかも調べたりしていきます。股関節の脱臼をしやすいのもこの時期なので脱臼がないかどうかもチェックの対象となってくるでしょう。
背骨などの骨に異常がないかどうか、腹部や胸部など全身にわたって触診をし異常がないかどうかを調べていきます。
また、首が座ったのはいつくらいか、あやしたりすると笑ってくれるか、物を目で追うことができるか、外へ出る時間はあるかなど赤ちゃんのことを聞かれますし、子育てについて何か困っていることなどがないか親に対する質問も行われていきます。
平均値を大きく外れていない限りは、多少身長が低かったり体重が少なかったりしても次回の健診まで様子を見るということも少なくありません。
0歳(月齢4ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生まれてから4ヶ月もすると、ミルクや母乳をあげる回数がきまってきたり、睡眠時間が安定してくる時期になります。サイクルが出来つつある時期になってきたので、生まれたころに比べれば少しだけでも楽に感じるママさんもいるかもしれません。
ただ、夜泣きが始まったり大きな声を突然あげたりする赤ちゃんも増えてくることから、心配ごとは違った意味で増えてくることもあります。
4ヶ月ころの赤ちゃんの平均身長は58.2センチ~68.5センチ、体重は5,350g~8,720gとなっています。男女、個人でも差が出てくる時期かもしれません。
首がほぼ座るのでタテ抱っこがしやすくなって外出する機会も増えます。よだれが多くなってくるときなので、少しずつ離乳食に向けて勉強をしだすママさんも出てくる時期です。最近では離乳食を遅くからはじめる方が増えています。
離乳食の開始時期は、10年前に比べ、「4か月」と回答した者が25.0%から10.9%に減少
引用元:厚生労働省「離乳食」
周囲に関心が出てきて、小さなおもちゃであれば持ち上げたりすることもできるようになります。仰向けに赤ちゃんを寝かせておく場合、おもちゃなどが顔に当たってケガをしないように柔らかいおもちゃを与えてあげるといいでしょう。
なんでも舐めてしまうようになるので、小さな口に入ってしまうおもちゃは与えてはいけません。
0歳(月齢4ヶ月)の男女別平均身長と体重
生まれてから4ヶ月の男の赤ちゃんの平均身長は、64.2センチ、標準歳は2.3センチ、SD値は-2SDが59.6センチ、-2.5SDは58.5センチとなっています。
女の子の場合、平均値が62.6センチ、標準偏差が2.2センチ、SD値は-2SDが58.2センチ、-2.5SDが57.1センチとなっています。
あくまでも値なので参考としてとらえるのが一番で、この時期は3,4ヶ月健診があるので、このときに身長の心配があるようであれば健診の先生や専門の知識を持っている方に相談をしてみるといいでしょう。
0歳(月齢5ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生活のリズムがだいぶ整ってくるのが生後5ヶ月の赤ちゃんです。
周りのものに興味を示すようになって好奇心旺盛になってきます。昼寝をする時間、起きている時間がある程度区別できるようになってくるので、でかけやすくなります。
午前に一回、午後に一回昼寝をするサイクルの赤ちゃんが増えてくるおではないでしょうか。
午前中のお昼寝に間に合うように買い物を済ませてしまう、昼寝の時間に移動をするようにするなどリズムを作りやすくなります。
ただ、5ヶ月ころになると感染症にかかりやすくなってきます。お母さんからもらった免疫が低下してきてしまうので、風邪をひくこともあります。
冬場にインフルエンザにかかってしまう5ヶ月くらいの赤ちゃんも出てきますので人が少ないところへでかけるか出かける時間を考えるといいかもしれません。
大人と違って気温の変化を感じやすいのが赤ちゃんなので、寒かったら羽織る、暑かったら脱ぐことが簡単にできるものを1つもっておくと便利でしょう。
人見知りが出てくるのも5ヶ月ころからなので、成長を大きな成長を感じられるかもしれません。
0歳(月齢5ヶ月)の男女別平均身長と体重
生後5ヶ月の男の子の標準身長の平均値は66.2センチ、標準偏差が2.3センチ、SD値では-2SDとなっているのが61.6センチ、-2.5SDが60.4センチとなっています。
女の子の場合、平均値が64.6センチ、標準偏差が2.3センチ、SD値は-2SDが60.1センチ、-2.5SDが59センチとなっています。
首がしっかりと座って、好奇心が大きくなってくる時期ですが、この月齢あたりから本当に個人差が出てくるということを親も認識をするようになる時かもしれません。
あまりにも成長のことで気になるようであれば、医療機関を受診することをおススメします。
0歳(月齢6ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生後6ヶ月にもなると起きている時間がだいぶながくなってきます。なので、一緒に過ごす時間も増えてきます。
お座りがちょっとできるようになってきたり、歯が生え始めたりと成長を感じられる時かもしれません。
生後6ヶ月の赤ちゃんの平均身長は61.7センチ~72.1センチ、体重は6,060g~9,570gとなっています。
体重の成長曲線はだいぶ緩やかになり、5ヶ月ころに比べると体重や身長に大きな差が出なくなってくるかもしれません。
寝返りをうつことができるようになったりと運動量も増えてきて、離乳食を始める赤ちゃんも多くなってくるでしょう。
起きているときは機嫌がよく、お昼寝がしっかりとできていれば体重や身長が緩やかでもあまり心配はいらないかもしれません。様子を見てみることも大切です。
また、この時期には突発性発疹という病気に感染しやすくなります。熱がでるわりには機嫌がよかったりするのですが、熱が下がるとその名の通り体に発疹が出ます。かゆくはないと言われていますが、熱が下がった時の方が機嫌が悪くなる赤ちゃんも少なくないようです。
0歳(月齢6ヶ月)の男女別平均身長と体重
生後6ヶ月の赤ちゃんの平均身長は67.8センチ、標準偏差は2.4センチ、SD値は-2SDが63.1センチ、-2.5SDが61,9センチです。
女の子の場合、平均身長が66.2センチ、標準偏差は2.3センチ、SD値は-2SDが61.6センチ、-2.5SDは60.5センチとなっています。
あくまでも値なので、必ずしもこれに当てはまらないといけないというわけではありません。
生後半年にもなれば自分のペースで成長していくようになるので周りの赤ちゃんと比べず、発育については医師から指摘がない限りは焦らずに見守ることが大切です。
0歳(月齢7ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生後7ヶ月くらいの赤ちゃんになると寝返りが上手にできる子が増えてきて、お座りもだいぶ安定してきます。
ハイハイをしだす月齢になってくるので、ハイハイの手前であるずりばいをしはじめる子も多くなってくるでしょう。行動範囲が広がる上に、離乳食もドロドロのものから少し形の残る柔らかいものへと変化してきます。
生後7ヶ月の赤ちゃんの身長の平均は63.1センチ~73.6センチ、体重は6.320g~9.870gとなっていますが、男女や個人差があるのであくまでも参考にしてうださい。
早い子ではつかまり立ちをしだすこともあり、好奇心がもっと旺盛になってきます。乳歯がはえはじめることでむずがゆくなるためにおもちゃを噛んだり、子供によっては機嫌が悪くなることもあるんだとか。
7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は約13時間程度と言われていて、まとまって寝てくれる時間がかなり増えてきます。
また夜泣きや寝ぐずりが起こりやすい時期でもあるので、親御さんは大変な時期かもしれません。
またなんでも手に取って口に入れてしまう月齢でもあるので、口の中に入ってしまう小さなものは近くにおかないこと、机の角やドアでけがをしないようグッズを活用していきましょう。
0歳(月齢8ヶ月)の男女別平均身長と体重
月齢7ヶ月の男の子の場合、平均身長は69.2センチ、標準偏差は2.4センチとなっています。低身長とされている-2SDは、64.4センチ、-2.5SDは63.2センチとなっています。
女の子の場合、平均身長は67.5センチ、標準偏差は2.3センチ、-2SDは62.9センチ、-2.5SDは61.7センチとなっています。
もちろんこの値は平均値ですので必ずしも当てはまっていなくてはいけないわけではありません。
しかしながら、参考にすることで低身長だった場合早い段階での処置を行うことができるため、目安としてとらえておくことをおススメしています。
0歳(月齢8ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生後8ヶ月にもなると、つかまり立ちやハイハイがしっかりとできるようになって、今まで以上にもっと目が離せなくなってきます。
心の成長も感じられる月齢で、親の声に反応して答えてくれるようになってくるので、今までとは違った子供の成長を感じることができるでしょう。
8ヶ月ころの赤ちゃんの平均身長は64.4センチ~75センチ、体重は6.530g~10.14kgと10キロを超える子も出てきいます。
手の機能がかなり発達して、つかんだり握ったり引っ張ったり押すといった動きができるっようになり、右手で持っていたものを左手に持ちかえるといったこともできるようになります。
名前を呼ぶと反応するようになるのもこの時期で、連続して同じ言葉を発することができるようになる子も増えてきます。
午前と午後に一回ずつ1時間ないし2時間程度のお昼寝をしあとは夜にまとまって眠るといった生活スタイルになります。
7ヶ月に続き、夜泣きをすることも増えてくるため親は睡眠不足になりやすくなりますので、一緒にお昼寝をするなどして休息をとりましょう。
母親からもらった免疫が低下してくるので、季節の変わり目で病気になりやすくなります、体調管理をしっかりと行っていきましょう。
0歳(月齢8ヶ月)の男女別平均身長と体重
月齢8ヶ月の男の子の場合、平均身長は70.5センチ、標準偏差は2.4センチ、低身長とされる-2SDは65.6センチ、-2.5SDは64.4センチとなっています。
女の子の場合、平均身長は68.9センチ、標準偏差は2.4センチ、低身長とされる-2SDは64.1センチ、-2.5SDは62.9センチとなっています。
成長が緩やかでもグラフと同じように成長をしていれば問題はないと言われています。あくまでも上記の値は参考ではあるものの、心配なようであればかかりつけ医もしくは専門の知識を持った医師のいる医療機関を受診して診察をしてもらうと安心できます。
0歳(月齢9ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
生後9ヶ月くらいになると、体重や身長といった成長は緩やかになってきます。心や言葉の面の成長が大きくなってくる時期になってきているからです。
周りに関心や興味を示すようになり、後追いをする子も増えてきますが、人見知りは徐々に少なくなってきて一人で少しの間だけでも遊ぶことができるようになる子も出てきます。
生後9ヶ月の赤ちゃんの身長の平均は65.5センチ~76.2センチ、体重は6.710g~10.37kgとなってきます。
ハイハイがとても上手になってかなり早くなりますし、つかまり立ちをしだす子も増えてきます。
親指とそのほかの指を使ってものを上手につかむことができたり、大人と同じようにバイバイなどができるようになる子も出てきます。
自治体によって若干差はありますが、8.9ヶ月健診が行われるので、このときに心配なことがあれば相談をしてみるといいでしょう。
ハイハイやつかまり立ちが上手にできるようになると想像をしていなかったケガをすることもあります。赤ちゃんと同じ目線になってみてどこが危ないのかを確認しながら、角を保護したり、挟んだり扉を開けてしまわないように工夫をしていきましょう。
0歳(月齢9ヶ月)の男女別平均身長と体重
生後9ヶ月の男の子の場合、平均身長は71.7センチ、標準偏差は2.5センチ、低身長とされる-2SDは66.7センチ、-2.5SDは65.5センチとなっています。
女の子の場合、平均身長が70センチ、標準偏差は2.4センチ、低身長とされる-2SDは65.2センチ、-2.5SDは64センチとなっています。
あくまでも値ですので参考として覚えておくといいかもしれませんが、8.9ヶ月健診時に医師が診断をしてくれますので、身長について心配なこと、伸び率が緩やかで大丈夫なのか不安なときは遠慮せずにしっかりと相談をしてください。
0歳(月齢10ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
つかまり立ちが上手になって、伝い歩きをする子も増えてくるのが生後10ヶ月くらいの赤ちゃんです。
親の姿が見えなくなると後追いをしたりすることも増えてきます。行動範囲がかなり広がりますが、それと同じように危険なことも増えてくる時期なので目を離さないようにしてあげましょう。
生後10ヶ月の赤ちゃんの平均身長は66.5センチ~77.4センチ、体重は6.860g~10.59kgとなっています。
ハイハイや伝い歩きが上手になってきて運動量は増えますが、体重の増加は緩やかになってきます。体重の増えが緩やかになってきたからといって機嫌が良くて離乳食やミルクなどを良く飲むようであれば問題はないと言えます。
何でも食べられるようにはなってきますが、まだまだ消化器官は未熟です。特定の食べ物でアレルギーが出やすいときでもあるので、はじめて与えるものは少量にしておきましょう。
夜泣きがピークになる子も増えてきて睡眠不足のままやぱぱも増えてきますが、部屋の雰囲気を暗くして静かにさせるなど工夫をすることで徐々に改善していきます。
口になんでも入れてしまう時期はまだまだ終わりではありませんので、誤飲などをしないよう十分見守っていくことが大切です。
0歳(月齢10ヶ月)の男女別平均身長と体重
生後10ヶ月の男の子の場合、平均身長は72.8センチ、標準偏差は2.5センチ、低身長となる-2SDは67.8センチ、-2.5SDは66.5センチとなっています。
女の子の場合、平均身長は71.2センチ、標準偏差は2.4センチ、低身長とされる-2SDは66.3センチ、-2.5SDは65.1センチとなっています。
お座りが安定してくる7ヶ月くらいから、個人差、男女差がはっきりしてくるところもありますので、すべての10ヶ月の赤ちゃんが同じように成長していくわけではありません。
小さめな子も元気で離乳食もしっかり食べて良く寝て睡眠がとれているようであれば様子を見ることが多い傾向にあります。
0歳(月齢11ヶ月)はどんな時期?発達の特徴は?この時期の注意点
もうすぐ1歳になろうかという生後11ヶ月の赤ちゃんは立つこと眼底してきて、伝い歩きがとても上手になります。
一歩程度であれば手を出さなくても歩ける子も出てくるでしょう。さらに好奇心が旺盛になって動き回ることが増え、欲求通りにいかないとぐずるなんてことも増えてくるかもしれません。
生後11ヶ月の赤ちゃんの平均身長は67.4センチ~78.5センチ、体重は7.020g~10.82kgとなっています。運動量がかなり増えるので体重の増加は10ヶ月のころと比べると緩やかになる子が多くなるでしょう。
自己主張が強くなり、おいでなどといった言葉が理解できるようになります。夜もまとめて眠ってくれる子が増えてくるので、親御さんの睡眠不足はだいぶ解消されるのではないでしょうか。
アクセサリーなどキラキラしたものに興味を示すことが多くなる時期なので、金属類などの誤飲をしないよう手が届かない場所に置いておくかカギをしっかりと締めるようにしましょう。
たばこなどの誤飲も増えてくる月齢になるのでたばこなども手が届かないところへおくようにしてください。
0歳(月齢11ヶ月)の男女別平均身長と体重
生後11ヶ月になると成長の度合いは個人差がかなり大きくなってきます。
男の子の場合、平均身長は73.9センチ、標準偏差は2.5センチ、低身長とされる-2SDは68.8センチ、-2.5SDは67.6センチとなっています。
女の子の場合、平均身長は72.3センチ、標準偏差は2.5センチ、低身長とされる―2SDは67.4センチ、-2.5SDは66.1センチとなっています。
あくまでも値であって、低身長とされる数値に近かったとしても緩やかに成長を遂げていれば成長を見守っていくことの方が多いかもしれません。
背の大きな大人もいれば背の小さな大人もいます。それと同じだということを忘れてはいけません。
0歳の平均身長と体重の一覧表
厚生労働省の「平成22年乳幼児身体発育調査報告書(概要)」を参考にして男女別平均身長を算出しています。
男子 | 女子 | |
---|---|---|
0ヶ月(出生時) | 48.7cm | 48.3cm |
1ヶ月 | 55.5cm | 54.5cm |
2ヶ月 | 59.0cm | 57.8cm |
3ヶ月 | 61.9cm | 60.6cm |
4ヶ月 | 64.3cm | 62.9cm |
5ヶ月 | 66.2cm | 64.8cm |
6ヶ月 | 67.9cm | 66.4cm |
7ヶ月 | 69.3cm | 67.9cm |
8ヶ月 | 70.6cm | 69.1cm |
9ヶ月 | 71.8cm | 70.3cm |
10ヶ月~11ヶ月 | 72.9cm | 71.3cm |
11ヶ月~12ヶ月 | 73.9cm | 72.3cm |
親が特に心配する生後数ヶ月間!不安があればかかりつけの医師に相談して
子供が生まれると、いろいろなことで不安になったり心配になったりすることが増えます。
もちろん成長の過程でその不安や心配がなくなることの方が多いのですが、いくら時間が解決してくれる、様子を見ればいいとわかっていても不安をぬぐうことはできないのも事実。
そんな時は気にせずに心配なこと、不安に思っていることがあればかかりつけ医をはじめ、専門の医療機関でもいいですから相談をしてください。
どんなに小さなことでも相談すれば心が軽くなります。育児は楽しさもありますが不安や心配事の方が大きいもの。
そういった意味でも相談ができるかかりつけ医を見つけておくということはとても大切です。
まとめ
10ヶ月間大切に育ててきた我が子がこの世に誕生したとたん、180度生活が変わります。
楽しい部分もあればもちろん大変なこともたくさんあります。初産であったりすればなおさら、初めてのことだらけで不安になることだってたくさんあるでしょう。
まだまだおしゃべりができない時は、泣いたり機嫌の良し悪しでいいろいろなことを推測して対処していかなくてはいけません。
生まれてから1年というのは人生の中でも最も成長します。この期間というのはあっという間に過ぎていくものです。
大変なことも後々になってみれば「こんなこともあったな」と振り返られるようになります。
ただ、その時の心配事や悩み事というのは、何度子供を産んだとしても訪れます。このような時、一人で抱え込むのではなく相談ができる人が身近にいること、またかかりつけ医を作っておくこと、育児に関する悩みや相談事を自治体ならどこに連絡を取ればいいのかを知っておくこと、これが大切です。
育児は行き詰ってしまうときも多々あります。でも相談することでかなり心は軽くなることが多いですから、育児を一人で行おう、解決しようとするのではなく、いろいろな人を良い意味で巻きこみながら育児をしていきましょう。